金インゴット投資で元本割れは起こる?
「安全な資産」として人気の高い金投資ですが、損をする可能性がないのか不安を感じている人も多いのではないでしょうか。この記事では、金インゴット投資で元本割れが起きる原因やリスクを低減する具体的な工夫について解説します。
金インゴット投資は
「元本割れ」するのか?
まずは金インゴット投資における「元本割れ」の基本的な仕組みや、他の金融商品との違いについて把握しましょう。
そもそも元本割れとは?
元本割れとは、購入時に支払った金額よりも売却時に戻ってくるお金が少なくなる状態を指します。一般的な株式や債券では、発行した企業が倒産すると価値が全くなくなってしまう恐れが存在します。
一方で金投資の場合は、現物そのものに価値が存在するため仕組みが少し異なります。単に市場の価格が下がることだけが損の要因になるわけではありません。
「金」そのものの価値はゼロにならない
金は、国や企業などの発行体に依存しない「実物資産」です。そのため、会社が破産して株式が価値のない紙切れになるような事態は起こりません。昔から世界中で価値が認められてきた実績があり、資産としての信頼度は極めて高いと言えます。価値が完全にゼロにならない点は、金投資が持つ大きな強みです。
「実質的な元本割れ」は起こり得る
無価値にならないとはいえ、必ず得をするとは限りません。購入した時点の相場より下落したタイミングで手放すと、戻るお金が購入額を下回ってしまいます。さらに売却時に発生する手数料や税金などの出費によって、トータルの収支が赤字になる場面も考えられます。こうした状態を「実質的な元本割れ」と呼び、事前の警戒が必要です。
金インゴット投資で
元本割れ(損)してしまう4つの原因
金インゴットの取引で損失が出てしまう代表的な原因を4つ紹介します。
買取手数料やバーチャージによる目減り
インゴットを売るときには、取扱業者に対して手数料を支払う場合が一般的です。買取価格が相場より1%から3%ほど低く設定されるケースも見受けられます。また、500g未満などの小さなインゴットを購入・売却する際は「バーチャージ」と呼ばれる小分け手数料が発生する傾向にあります。これらのコストが重なると、手元に残る利益が削られてしまいます。
為替変動(円高)による影響
金の国際的な取引価格はドル建てで計算されています。そのため、日本国内における金の価格は円建てに換算された金額で決まる仕組みです。ドル建ての金価格が変わらなくても、為替が「円高ドル安」へ振れると国内価格は下がります。為替の動きによって想定外のマイナスを抱えるリスクがある点を覚えておきましょう。
売却時の税金(譲渡所得)
金を売って得た利益は「譲渡所得」として課税の対象になります。年間の売却益が特別控除額である50万円を超えた場合、税金を納めなければなりません。相場自体の上昇で利益が出たように見えても、課税によって手元資金が減ってしまう恐れがあるため、税金の影響まで考慮したうえで売却時期を見極める姿勢が大切です。
分割加工費や保管コスト
税金負担を抑える目的で大きなインゴットを小分けに分割すると、1kgあたり10万円から30万円程度の加工費用がかかります。補足として、自宅以外で安全に保管するために金庫を借りれば継続的なコストが発生するでしょう。こうしたインゴット特有の諸経費が膨らむことで、運用全体の利益を押し下げてしまいます。
金投資で元本割れを防ぐ・
リスクを抑える方法
費用や相場変動による損失を避けるために、個人で実践できる対策を整理しました。
長期的な視点で保有する
金は短い期間で頻繁に売買して利益を狙う運用には向きません。日々起こる短期的な価格の上下に過度な不安を抱かず、じっくりと保有を続ける姿勢を心がけましょう。物価が上がるインフレへの対策や有事の備えとして長期間持ち続けると、価格変動の影響を和らげやすくなります。
為替相場(円安・円高)のトレンドを読む
購入時と売却時の為替変動を意識して取引することが失敗を防ぐ基本です。円高のタイミングで買い、円安が進んだ時期に売るという方向性を意識してみてください。ドルと円のバランスを観察しながら行動することで、為替差損による影響を抑えられるでしょう。
小分けにして購入・売却する
一度にまとまった資金を投入するのではなく、買う時期や売るタイミングを分散させましょう。時間をずらして取引すると、高値でまとめて買い付けてしまうリスクを避けられます。また、売却を複数年に分ければ年間の譲渡益を50万円以内に抑えやすくなり、節税効果も期待できます。
元本割れリスクを抑えるなら
「認定金貨」も選択肢のひとつ!
インゴットのデメリットである保管の手間や加工コストを解消する手段として、記念金貨への注目が集まっています。
法律で額面価値が担保されている
記念金貨における一番の魅力は、法律によって貨幣としての額面が保証されている点です。たとえば「天皇陛下御在位60年記念10万円金貨」なら、日本国が10万円の価値を約束しています。万が一金の相場が暴落したとしても、10万円という価値が崩れる心配はありません。元本割れを防げるわけではありませんが、ひとつのセーフティとして機能してくれます。
インゴットの弱点をカバーし、プレミア価値も狙える
最初から小さな単位になっている金貨は、インゴットのような高額な分割加工費を支払う必要がありません。金額を小さく調整しやすいため、年間の特別控除枠である50万円の範囲内で売買する際にも役立ちます。さらに、希少性やデザイン性の高さから相場以上のプレミア価値が付く可能性を秘めている点も大きな魅力です。
初心者も安心して認定金貨を取引するなら
信頼して購入できる金貨を探しているなら、金貨販売本舗が提供する「認定金貨」が適しています。1枚ずつ専用のシリアルナンバーが割り当てられており、高い品質と付加価値が約束されているからです。売却時の手数料が一切かからず、金相場の100%相当で買い取ってもらえる明確なシステムが整っています。初めて金投資に挑戦する人にとっても扱いやすい商品でしょう。
まとめ
金インゴットは価値がゼロにならない安全な資産ですが、手数料や為替の変動、税金などの要素で実質的な元本割れが起きる場合があります。リスクを減らすためには、長期保有や売買タイミングの分散といった工夫が重要です。
当サイト(KIN-COME)では、金投資における注意点やその他の現物資産投資との比較など、金投資に関連する情報をまとめているのでぜひ参考にしてください。なお、管理費用を抑えつつ額面保証やプレミア価値を狙いたい人には「認定金貨」の活用をおすすめします。興味のある人は、金貨販売本舗の公式HPで無料の資料請求や詳細ページをチェックしてみましょう。
