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インゴット分割の隠れたリスクとは?

インゴット分割とは?その目的と方法

金への投資方法として、インゴット(金の延べ棒)で保有している方も少なくありません。まとまった資産として保有しやすいインゴットですが、近年、これを小さく分け直す「インゴット分割」を検討する人が増えています。

インゴット分割とは、その名の通り、保有している大きな金のインゴットを一度溶かし、より小さなインゴットに作り直す加工のことです。どのような理由で分割を行うのでしょうか。

インゴットを分割する主な目的

インゴットを分割したいと考える背景には、主に「相続・贈与」と「売却」という2つの目的があります。

相続税・贈与税対策(生前贈与)

相続税対策として、元気なうちに家族へ資産を分けておく「生前贈与」という方法があります。贈与税には「暦年贈与」という仕組みがあり、1年間(1月1日~12月31日)に1人あたり110万円までの贈与であれば、贈与税がかかりません。

しかし、例えば1kg(現在の価値で1,000万円以上)のインゴットを持っていても、そのままでは110万円分だけを贈与することは不可能です。そこで、インゴットを100gや50gといった小さなサイズに分割し、110万円の枠内で家族に贈与できるようにしたいというニーズがあるのです。

将来の売却(換金)準備

金のインゴットを売却して現金化する場合、売却して得た利益(譲渡所得)に対して税金がかかる場合があります。もし大きなインゴットを一度に売却すると、多額の利益が出て税金の計算が複雑になったり、一度に大きな税負担が発生したりする可能性があります。

また、「今は200万円だけ現金が必要」といった場合でも、大きなインゴットしか持っていなければ、必要な分だけ売ることができません。将来、必要な時に必要な分だけ換金できるように、あらかじめ小さく分けて準備しておきたい、というのも分割の理由のひとつです。

要注意!インゴット分割に潜む4つのリスクとデメリット

便利なように思えるインゴット分割ですが、実行する前に知っておくべき重要なリスクやデメリットが4つあります。安易に分割を決めると、かえって損をしてしまうかもしれません。

リスク1:高額な手数料と加工費用

インゴットの分割は、無料ではできません。「リキャスト(再加工)手数料」や「精錬費用」といったコストがかかります。

費用は業者によって異なりますが、分割するインゴットの重量や何個に分けるかによっても変動します。場合によっては、数万円から十数万円といった高額な手数料がかかるケースも珍しくありません。せっかく金を分割しても、そのために多額の費用がかかっては、資産価値が目減りしてしまいます。

リスク2:加工による「目減り」の発生

インゴットを一度溶かして作り直す(精錬・加工する)過程で、ごくわずかですが、預けた金の重量が減少してしまう「目減り」が発生する可能性があります。

加工の過程で避けられない微細なロスのためですが、預けた金が100%そのままの重量で戻ってこないかもしれない、というリスクは知っておくべきです。特に重量の大きなインゴットの場合、わずかな割合でも、失われる金の量は無視できないかもしれません。

リスク3:税務署に否認される税務上のリスク

特に注意したいのが、税務上のリスクです。節税(特に相続税対策)を目的としてインゴットを分割した場合、そのタイミングによっては税務署から「租税回避行為(税金を不当に安くしようとする行為)」とみなされる危険があります。

例えば、相続開始(亡くなる)直前に慌ててインゴットを分割したようなケースです。税務署にこれが認められないと、分割はなかったものとされ、分割前の大きなインゴットの価値で相続税が計算されます。その結果、本来の節税効果が得られないばかりか、追加の税金(追徴課税)を支払うことになるリスクがあるのです。

リスク4:売却(換金)時の買取価格低下

将来の売却のために分割したのに、かえって売却時に不利になるケースもあります。

金地金(インゴット)には、国際的な信頼の証である「グッドデリバリーバー」という刻印が押されているものがあります。これはロンドン貴金属市場協会(LBMA)などの厳しい基準をクリアした品質の証です。

しかし、大きなインゴットを分割して小さなインゴット(特に500g未満)にした場合、この刻印が引き継がれない場合があります。刻印のないインゴットは、買取店で買い取ってもらう際に、本当に本物の金か、純度はどれくらいかを分析する必要が出てきます。そのため、分析手数料が差し引かれて買取価格が下がったり、最悪の場合、買取自体を拒否されたりするリスクも考えられます。

リスクを回避する賢い金投資とは?

これまで見てきたように、インゴットの分割にはさまざまなリスクやデメリットが伴います。では、リスクを避けて賢く金を保有・換金するには、どうすればよいでしょうか。

インゴット分割は本当に必要?リスクの再確認

まず、インゴット分割が本当に必要か、もう一度考えてみましょう。高額な手数料、加工による目減りの可能性、そして何より税務上のリスクや売却時の価格低下リスク。これらのデメリットを考慮すると、安易にインゴットを分割するのはおすすめできる方法とは言えないかもしれません。

小口での保有・換金なら「金貨」という選択肢

もし、インゴットを分割したい目的が「小分けにして贈与したい」「必要な分だけ売却したい」ということであれば、インゴットの分割に代わる賢い選択肢があります。それが「金貨」での保有です。

金貨は、最初から1オンス(約31.1g)や1/2オンスなど、小さな単位で発行されています。そのため、インゴットのように高額な分割手数料を払って小さくする必要がありません。

贈与が必要な時は、110万円の枠内に収まるように金貨の枚数を調整して渡すことができます。売却したい時も、必要な枚数だけを選んで換金することが容易です。

金貨投資なら信頼の「認定金貨」を

金貨にはアンティークコインなど様々な種類がありますが、投資対象として信頼できるのは、各国の政府(造幣局)がその品質を保証して発行している「認定金貨(地金型金貨)」です。

代表的なものに、カナダの「メイプルリーフ金貨」やオーストリアの「ウィーン金貨」などがあります。これら地金型金貨は、品位(純度)と重量が政府によって保証されているため信頼性が高く、世界中で広く流通しており換金性も高いのが特長です。

もしもインゴット投資を始める前であれば、分割で悩む前に小回りの利く金貨という形で金を保有することも、賢い金投資の一つの方法と言えるでしょう。

利益を出すためには、意外と様々な手間や注意点があるインゴット投資に対して、金投資初心者でもおすすめなのが、はじめから小分けになっている金貨投資。
その中でも、真贋や売却時の金額が保証された「認定金貨」について、サービスを展開している「金貨販売本舗」さんに話をお聞きしました。

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金貨はインゴットとは違って分割の必要がなく、年間特別控除50万円を考慮した売却・管理がしやすい投資・投機方法です。

貨幣・アンティークとして金貨そのものに価値があるので、仮に金相場が下がっても価値が保証されますし、シリアルナンバーが付与された「認定金貨」には高い付加価値があります。

認定金貨、記念金貨、投資用金貨の手数料と特徴の比較表
     

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