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【流動性リスク】インゴットが売りにくい理由

現物投資では、購入した資産をすぐに現金化できる「換金性」が重要なポイント。インゴットは価格の安定性が魅力である一方、売却時は買取先の基準や手続き・条件が絡みやすい投資対象でもあります。結果として「売りにくい」と見なされ、資金を即時に戻しにくい局面も珍しくありません。いわゆる「流動性リスク」の発現です。

当記事では、インゴット投資で起こりやすい換金上のボトルネックと、実務で押さえておきたい注意点などを解説しています。

インゴットは売りにくい!インゴット投資の流動性リスクとは?

投資において「流動性」とは、保有している資産をどれだけスムーズに現金化できるか、あるいは売買が活発に行われているかを指す言葉です。たとえば、株式や預金のように、すぐ売却・出金できるものは「流動性が高い資産」とされます。

一方、インゴットのような実物資産の場合、売買手続きがもう少し複雑で、相手方との取引も必要になるため、すぐに現金化できるとは限りません。これが「流動性リスク」と呼ばれるもので、インゴット投資を行う際の重要な注意点のひとつです。

ここからは、インゴット投資ならではの流動性リスクを4つの観点に分けて見ていきます。

売却に時間がかかる、現金化しにくい状態

インゴットは主に金・銀・プラチナなどの延べ棒として取り扱われますが、市場が活発な株式などとは違い、売りたいと思ったタイミングで即座に現金化できるわけではありません。特に金のインゴットは高額になるため、一気に売ろうとすると買い取り希望額が大きくなり、買い手が限られてしまうことがあります。「すぐにお金にしたい」という状況で焦って売ろうとしても、納得できる価格で売れない恐れがあるのです。

インゴットは大口取引が前提になりがち

インゴットは、「1kg」や「500g」といった単位が多く流通しています。1kgのインゴットなどはまとまった金額になりますが、「もう少しだけ売りたい」という小口の売却が難しい点が流動性を落とす一因です。大きい塊そのままでは、買い手もそれ相応の資金が必要になりますから、どうしても取引が限定されがちです。

売却先を探すのに手間と時間がかかることも

インゴットを売却する際は、貴金属の専門業者や銀行の窓口などを利用しますが、基本的には査定が必要です。インゴット自体は純度がわかりやすいように刻印や証明書が付属していることが多いものの、日によって変動する買取価格を提示してくれる業者を複数比較する手間があります。高額取引ゆえに1円単位の差でも最終的な受取額が大きく変わることもあるため、納得する価格を求めているうちに、売却のタイミングを逃す可能性もあるでしょう。

保管や輸送時の流動性に関するハードル

インゴットは実物資産なので、保管や輸送面でのセキュリティリスクと費用負担が避けられません。重量があり、盗難リスクも高いため、自宅保管が不安なら銀行の貸金庫や専門保管サービスを検討する必要があります。その際に保管料がかかったり、いざ売却先へ輸送するときは配送手続きや保険料が必要になるなど、これらのコストや手間が増えるほどに流動性が下がります。

流動性だけではない、現物ならではの落とし穴

インゴットは「売りにくさ」に注目が集まりがちですが、現物特有のリスクはそれだけではありません。偽物の混入や、刻印・シリアル番号の改ざんといった真贋リスク、また保管場所の特定や持ち運び時の露見をきっかけに起こる盗難・紛失の懸念もあります。購入先の信頼性、検査・買取ルートの確保、保管・移送の手順まで含めて管理することが大切です。

インゴット投資のリスクや注意点

流動性リスクを下げる3つの対策

インゴット投資を行ううえで、流動性リスクを完全にゼロにすることは難しいですが、事前の準備や工夫によって、影響を最小限に抑えることが可能です。ここでは具体的な3つの対策をご紹介します。

信頼できる買取業者を事前にリストアップする

インゴットをいざ売却する段になってから、業者探しを始めるとどうしても慌ててしまいがちです。そこで、購入した段階で「どこに売るか」まで見据えておくことが大切です。

店舗型の買取業者と、宅配や出張買取に対応するオンライン型の業者では、それぞれ利便性や対応スピードが異なります。複数の業者を比較し、「査定が無料」「スプレッド(売値と買値の差)が明確に提示されている」「口コミ評価が高い」といった点をチェックして、候補先をいくつかリストアップしておくと安心です。

分散購入で売却タイミングを調整しやすくする

1kgのインゴットを1本購入するよりも、100gのインゴットを複数購入する方が、いざという時に売却しやすくなります。相場が下がっているときには様子を見て保有し続けることもできますし、上がったときに一部だけ売却する、といった柔軟な対応が可能です。

また、資金を分散させることで、売却に関する心理的なハードルも下がり、慌てて売るといった失敗を避けやすくなります。

中長期視点で価格変動に備える

インゴット投資は、基本的に中長期保有を前提とした運用が向いています。

金の価格は短期的に上下することがありますが、歴史的に見れば長期的には上昇傾向にあります。たとえば、2008年のリーマンショック後や、2020年のパンデミック下でも、金は「安全資産」として価値を高めてきました。

一時的な価格下落に焦って売却するのではなく、「必要なときに一部を売る」または「価格が落ち着くまで待つ」といった戦略を立てることで、流動性リスクに備えることができます。

金への投資はインゴットだけではない

現物投資は、売却先が限られるほど現金化のハードルが上がります。とりわけインゴットは高額・大口の取引になる傾向があることから、一度の売買で大きな資金移動が必要になるため流動性リスクが高まります。

インゴットの流動性リスクを抑えるためには、小口で柔軟に取引しやすい金貨へのシフトを検討する方法が有効。金貨は個人需要が厚い上、国内外で流通チャネルが広いため、換金までの動線が短い傾向にあります。

政府発行の認定金貨なら品位や規格が明確。偽造防止技術も導入されているため、真贋面の管理も比較的容易です。

インゴット投資のメリット・デメリットとおすすめの投資法をプロ解説

まとめ|流動性リスクに備え、賢く金を運用しよう

インゴット投資には確かな魅力がありますが、流動性という観点では注意が必要です。「すぐに売れない」「手続きが面倒」といった事態に備え、事前に買取業者を調べたり、分散購入や長期保有を意識した運用が効果的です。

また、現金化のしやすさや小口売買の柔軟性を重視する方は、金貨、なかでも信頼性の高い「認定金貨」を選ぶことで、よりスムーズな資産運用が可能になります。

ご自身の投資目的に合わせて、インゴットと金貨を上手に使い分けていきましょう。流動性リスクを理解して対策を講じることで、リスクを抑えた堅実な金投資を目指しましょう。

利益を出すためには、意外と様々な手間や注意点があるインゴット投資に対して、金投資初心者でもおすすめなのが、はじめから小分けになっている金貨投資。
その中でも、真贋や売却時の金額が保証された「認定金貨」について、サービスを展開している「金貨販売本舗」さんに話をお聞きしました。

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貨幣・アンティークとして金貨そのものに価値があるので、仮に金相場が下がっても価値が保証されますし、シリアルナンバーが付与された「認定金貨」には高い付加価値があります。

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