三井金属(旧・三井金属鉱業)
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三井金属は三井グループの非鉄金属メーカーとして、2024年で150周年を迎えたグローバル企業です。金属の精錬加工や金属部品の製造といった事業に加えて、様々な製品から金などの貴金属の採取やリサイクルといった事業も展開しており、それらを改めて三井金属の金地金やインゴットとして販売することで金投資・インゴット投資に関するニーズにも応えています。
なお、三井金属は2025年10月1日をもって社名・商号をそれまでの「三井金属鉱業」から現在の「三井金属」へ変更しています。
本ページでは「三井金属(旧・三井金属鉱業)」のインゴット購入や、三井金属の金の特徴、また三井金属の公式サイトにおいて注意喚起されている偽造品への対策などに関してまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
三井金属(旧・三井金属鉱業)のインゴットには偽造リスクがある?
三井金属(旧・三井金属鉱業)のインゴットは、国際的な厳しい基準をクリアした「グッド・デリバリー・バー」として販売しても良いと認められています(※)。しかし、150年以上にわたり事業を行うグローバル企業であり、グッド・デリバリー・バーとしての高い価値と知名度を持つからこそ、その名称を悪用した偽造リスクには警戒が必要です。
社名や社員を騙って存在しないインゴット投資を勧誘したり、インゴットの偽造品を販売しようとしたりと、悪質な犯罪や特殊詐欺のリスクがあることも無視できません。近年では、インターネット上の悪質な詐欺サイトやなりすましサイトを通じた被害に遭う可能性も考えられます。
三井金属では公式サイトにおいて特殊詐欺に関する注意喚起の特設ページを用意しており、三井金属の名前を使った訪問販売や電話勧誘、公式を装うような詐欺サイトにはくれぐれも注意してください。
三井金属では電話や訪問による販売・勧誘は行っていない
実際に三井金属の名前を騙って、不審な勧誘や貴金属販売への誘いが行われているという報告がされています。しかし三井金属では同社の社員が顧客の自宅を訪問したり、電話によってインゴットの購入を勧誘したりといったことは一切行っていません。
そのため、三井金属の名称を使って訪問販売や電話による投資話の勧誘を受けた場合、それらは全て犯罪者による詐欺や偽造品の販売が目的であると見込まれるため、決して応じないように注意することが必要です。
三井金属(旧・三井金属鉱業)のインゴットはどこで買える?
三井金属(旧・三井金属鉱業)では、公式サイトにおいて一般ユーザー向けの金地金やインゴット販売に関する情報は公開されていません。
三井金属では「銅・貴金属事業部」において銅や金などの貴金属の提供を行っており、金のインゴットや各種貴金属の販売事業などについては、三井金属の完全子会社である「三井金属リサイクル株式会社」や、三井金属が32.2%の株式を保有する非鉄金属素材供給者「パンパシフィック・カッパー株式会社」といった子会社・グループ企業も役割を担っていることが特徴です。
ロンドン地金市場協会(LBMA)公認インゴット
三井金属の子会社の1つであり、金のインゴットなどを供給している事業者でもあるパンパシフィック・カッパーでは、純度99.99%以上の純金をインゴットとして販売しています。また、パンパシフィック・カッパーが取り扱っている純金インゴットは全て、ロンドン地金市場協会(LBMA)が定める品質評価基準をクリアしたインゴットのみとなっており、国際的に信頼されているLBMA公認インゴットを購入できることがポイントです。
貴金属取り扱い店でも購入可能
三井金属の事業によって製造された金インゴットは、パンパシフィック・カッパーなどの供給事業者を経由して市場へ提供されており、貴金属を取り扱っているゴールドショップなどでも購入することができます。
ただし、取り扱い時点で具体的に「三井金属の金」だと明示されているとは限らないため、信頼できるショップを利用することはもちろん、少しでも疑問を感じたらインゴットの来歴などについてもしっかりと尋ねて確認するようにしてください。
三井金属(旧・三井金属鉱業)のインゴットの特徴
三井金属(旧・三井金属鉱業)は三井グループの非鉄金属メーカーであり、またグループ系列の子会社として金属の採掘や精錬、各種リサイクル事業などを行う企業も複数社抱えています。
そのため、三井金属が提供する金は、そもそも金鉱山から販売目的で採掘されたものだけでなく、すでに電子部品や工業用品として使用されていた金素材からリサイクルされたものも含まれており、持続可能な社会の成立に向けて多角的な事業展開を行っていることも見逃せません。
廃棄物の再資源化によって生まれる金
三井金属および同社のグループ会社では、廃棄された電化製品や工業機器をベースとして、金を始め様々な金属素材の採取や再資源化を行っています。また、それらの金属は改めてインゴットや電子部品の素材として社会に還元されており、循環型社会の土台作りに貢献していることが特徴です。
なお、金の再資源化の素材として、様々な電子機器に使用されている電子部品関係などもあり、使用済みの製品や廃棄物から金を採取して新たな活用の道を切り開いていることは三井グループの強みです。
国際評価基準に合致する品質
パンパシフィック・カッパーで提供されている金のインゴットもまた、銅の精錬の副産物として生産された金を素材として生み出されたものであり、その上でロンドン地金市場協会の評価基準を満たすよう高純度かつ高品質の金地金として再資源化されています。
いわゆるリサイクル品や再利用品といったジャンルからイメージされるような、副産物としての扱いでなく、貴金属としての金の本質を見据えたインゴット事業を展開しユーザーからの信頼へ応えていることこそ、三井金属やグループ企業が正しく持続可能な循環型社会の構築を社会的責任として認識している証拠といえるでしょう。
インゴット投資の落とし穴と「認定金貨」という選択
三井金属の金やインゴットは、持続可能な社会や循環型社会の構築を支える一助として国際的に信頼されている製品ですが、一方で一般ユーザーにとっては確実に三井金属のインゴットであるとチェックすることが難しいことも事実です。
そのため、初めて金投資やインゴット投資に挑戦しようと考えている人や、新たに金の購入を検討している人には、金の来歴や売却時の金額について公的に保障されている「認定金貨」もおすすめです。
当サイトでは認定金貨のメリットや特徴についても解説しているため、ぜひ金購入の参考にしてください。
